記入日:2023-03-06 編集日:2023-03-06
SQL見るだけクエリ。今回は、APIで取得したJSONデータからクロス集計する方法です。PHP
この記事を読むと(約5分)
APIで取得したJSONデータからクロス集計する方法がイメージできます。
APIで取得したJSONデータからクロス集計などする方法については、以下のような手順があります。
具体的なコード例を書いてみます。
以下のコードは、APIで取得したJSONデータからクロス集計を行う簡単な例です。
// APIからJSONデータを取得する $url = "https://example.com/api/data.json"; $json = file_get_contents($url); // JSONデータを連想配列に変換する $data = json_decode($json, true); // クロス集計の結果を格納する配列を用意する $result = []; // データの件数分ループする foreach ($data as $row) { // カテゴリとサブカテゴリをキーとして、値を加算する $category = $row["category"]; $sub_category = $row["sub_category"]; $value = $row["value"]; // キーが存在しなければ初期化する if (!isset($result[$category])) { $result[$category] = []; } if (!isset($result[$category][$sub_category])) { $result[$category][$sub_category] = 0; } // 値を加算する $result[$category][$sub_category] += $value; } // 結果を出力する echo json_encode($result);
以下の形式のJSONデータをAPIで取得した場合
[ { "category": "A", "sub_category": "a1", "value": 10 }, { "category": "A", "sub_category": "a2", "value": 20 }, { "category": "B", "sub_category": "b1", "value": 30 }, { "category": "B", "sub_category": "b2", "value": 40 } ]
以下のような結果が出力されます。
{ "A": { "a1": 10, "a2": 20 }, "B": { "b1": 30, "b2": 40 } }
SQLの使いどころ
サイトに大量の情報を掲載することは、ユーザーにとってとても便利なことです。しかし、情報が多すぎると、目的の情報を見つけるのが困難になります。そのため、SQLを使用することで、情報を効率的に管理することができます。
SQLを使用することで、データベース内の情報を検索したり、フィルタリングしたりすることができます。これにより、ユーザーは目的の情報をスムーズかつ簡単に見つけることができます。
また、SQLを使用することで、データを集計したり、統合したりすることもできます。これにより、ユーザーはさまざまな視点から情報を分析することができます。つまり、サイトに多くの情報を掲載することが重要である一方で、その情報を効率的かつ簡単に管理することが求められる場合には、SQLが不可欠であるといえます。
KK
機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。