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SQL見るだけクエリ#063 JSONデータに関してまとめ

記入日:2023-03-12 編集日:2023-03-12

SQL見るだけクエリ。PHPでJSONデータを活用する際のまとめ

この記事を読むと(約5分)
PHPでJSONデータを活用する方法がイメージできます。

JSONとは、JavaScriptのオブジェクト記法を用いたデータ交換フォーマットです。JSONは、属性と値のペアからなるデータオブジェクトを、人間が読みやすいテキストで表現します。JSONはJavaScriptから派生したものですが、JSONデータはJavaScriptだけでなく、PHPやPythonなど様々なプログラミング言語で生成や解析できます。

JSONの基本的な書き方は、次のようになります。

  • データオブジェクトは、中括弧{}で囲みます。
  • 属性と値のペアは、コロン:で区切ります。
  • 複数の属性と値のペアは、カンマ,で区切ります。
  • 属性名は、ダブルクォーテーション""で囲みます。
  • 値は、文字列、数値、真偽値、配列、オブジェクト、nullのいずれかです。
  • 文字列は、ダブルクォーテーション""で囲みます。
  • 配列は、角括弧[]で囲みます。
  • オブジェクトは、中括弧{}で囲みます。
  • nullは、何もないことを表します。

例えば、次のようなJSONデータがあります。

```json
{
    "name": "松永奈々",
    "age": 20,
    "gender": "女",
    "hobbies": ["読書", "ギター", "料理"],
    "address": {
        "city": "東京",
        "zip": "100-0000"
    },
    "married": false,
    "children": null
}
```
 

JSON形式のデータをPHPで利用するメリットは、次のようなものがあります。

  • JSONは、構文が簡単で、データのやり取りが高速になります。
  • JSONは、様々なプログラミング言語でサポートされているので、異なる言語間のデータの受け渡しが容易になります。
  • JSONは、スキーマを必要としないので、データの構造を柔軟に変更できます。
  • JSONは、サーバー側でパースする必要がないので、サーバーの負荷を軽減できます。
  • JSONは、PHPで簡単にエンコードやデコードできる関数が用意されているので、プログラミングが便利になります。

 

json_encode()関数とjson_decode()関数に関して

  • json_encode()関数は、PHPの値をJSON形式の文字列に変換する関数です。例えば、PHPの配列やオブジェクトをJSON形式にエンコードできます。
  • json_decode()関数は、JSON形式の文字列をPHPの値に変換する関数です。例えば、JSON形式のデータをPHPの配列やオブジェクトにデコードできます。

つまり、json_encode()関数は、PHPからJSONへの変換を行い、json_decode()関数は、JSONからPHPへの変換を行うということです。

SQLの使いどころ

サイトに大量の情報を掲載することは、ユーザーにとってとても便利なことです。しかし、情報が多すぎると、目的の情報を見つけるのが困難になります。そのため、SQLを使用することで、情報を効率的に管理することができます。

SQLを使用することで、データベース内の情報を検索したり、フィルタリングしたりすることができます。これにより、ユーザーは目的の情報をスムーズかつ簡単に見つけることができます。

また、SQLを使用することで、データを集計したり、統合したりすることもできます。これにより、ユーザーはさまざまな視点から情報を分析することができます。つまり、サイトに多くの情報を掲載することが重要である一方で、その情報を効率的かつ簡単に管理することが求められる場合には、SQLが不可欠であるといえます。

KK

機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。