記入日:2023-05-15 編集日:2023-05-15
NULLIF関数を使用して特定の条件に一致する場合にNULLを返す方法を解説してみようと思います。
この記事を読むと(約5分)
NULLIF関数を使用して特定の条件に一致する場合にNULLを返す方法をイメージできます。
NULLIF関数は、2つの引数を比較し、もし引数が等しい場合はNULLを返し、等しくない場合は最初の引数を返す関数です。以下に、NULLIF関数の使用例を示します。
SELECT column1, NULLIF(column2, 0) AS result FROM table_name;
このクエリでは、`table_name`というテーブルから`column1`と`column2`の値を取得しています。しかし、`column2`の値が0の場合にNULLを返すようにしています。
例えば、`column2`の値が0ではない場合は、その値が`result`列に表示されます。しかし、`column2`の値が0の場合は、NULLが`result`列に表示されます。
NULLIF関数の動作をもう少し具体的に説明します。もし引数1と引数2が等しい場合、NULLIF関数はNULLを返します。等しくない場合、引数1の値を返します。つまり、以下のような形式となります。
NULLIF(引数1, 引数2)
もし引数1と引数2が等しい場合、NULLIF関数はNULLを返し、等しくない場合は引数1の値を返します。
以下に具体的な使用例を示します。
例えば、あるオンラインショップの注文情報を管理しているテーブル `orders` があります。このテーブルには注文番号 `order_number` と商品の数量 `quantity` の情報が格納されています。
SELECT order_number, NULLIF(quantity, 0) AS corrected_quantity FROM orders;
このクエリでは、`orders` テーブルから `order_number` 列と `quantity` 列の値を取得しています。ただし、商品の数量が0である場合、`corrected_quantity` 列にはNULLが表示されます。
NULLIF関数は、`quantity` 列の値と0を比較し、もし等しい場合はNULLを返し、等しくない場合は元の値(つまり数量)を返します。これにより、数量が0の場合はNULLが表示され、正しい数量が表示されるようになります。
このように、NULLIF関数を使用することで、特定の条件に一致する場合にNULLを返すことができます。ここでは、商品の数量が0の場合にNULLを返すことで、正しい数量のデータを表示することができます。
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KK
機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。