記入日:2023-05-26 編集日:2023-05-26
PHPとAJAXで非同期通信、HTTP_X_REQUESTED_WITHヘッダーで判定する例を解説してみようと思います。
この記事を読むと(約5分)
PHPとAJAXで非同期通信する際に、HTTP_X_REQUESTED_WITHヘッダーで判定をする方法をイメージできます。
まず、PHPを使用してサーバーサイドのコードを書きます。
<?php // server.php // AJAXリクエストかどうかを確認 if (isset($_SERVER['HTTP_X_REQUESTED_WITH']) && strtolower($_SERVER['HTTP_X_REQUESTED_WITH']) === 'xmlhttprequest') { // AJAXリクエストを処理する // データ処理のシミュレーション $result = 'こんにちは、' . $_GET['name'] . 'さん!'; // 'name'をクエリパラメータとして受け取ると仮定 // レスポンスをクライアントに返す echo $result; } else { // 非AJAXリクエストの処理(オプション) echo 'このエンドポイントはAJAXリクエストのみ受け付けます。'; } ?>
上記のPHPコードでは、リクエストがAJAXリクエストかどうかをHTTP_X_REQUESTED_WITHヘッダーを調べることで確認します。もしAJAXリクエストであれば、リクエストを処理します(この例では受け取った名前とあいさつを連結しています)そしてレスポンスをクライアントに送信します。 次に、JavaScriptとAjaxを使ったクライアントサイドのコードに移ります。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>非同期通信の例</title> <script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.5.1/jquery.min.js"></script> <script> $(document).ready(function() { // フォームの送信を処理 $('#myForm').submit(function(e) { e.preventDefault(); // デフォルトのフォーム送信を防止 // 入力値を取得 var name = $('#nameInput').val(); // サーバーに対してAjaxリクエストを送信 $.ajax({ url: 'server.php', type: 'GET', data: { name: name }, success: function(response) { // サーバーのレスポンスを表示 $('#result').text(response); } }); }); }); </script> </head> <body> <h1>非同期通信の例</h1> <form id="myForm"> <label for="nameInput">名前を入力してください:</label> <input type="text" id="nameInput"> <button type="submit">送信</button> </form> <div id="result"></div> </body> </html>
クライアントサイドのコードでは、ユーザーが名前を入力してフォームを送信すると、jQueryの$.ajax()関数を使用してサーバーに対して非同期リクエストを送信します。 urlパラメータには、サーバーサイドのPHPファイル(この例ではserver.php)を指定します。typeパラメータは'GET'に設定し、dataパラメータには名前をクエリパラメータとして渡します。 AJAXリクエストが成功した場合、サーバーからのレスポンスはsuccessコールバック関数で受け取り、結果はresultというIDを持つ
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KK
機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。