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SQL見るだけクエリ#164 PHPでSQL ServerにPDO接続する方法

記入日:2023-06-21 編集日:2023-06-21

PHPでSQL ServerにPDO接続する方法を解説してみようと思います。

この記事を読むと(約5分)
PHPでSQL ServerにPDO接続する方法をイメージできます。

PHPでSQL ServerにPDO接続する方法

PHPでSQL ServerにPDO接続する方法を解説します。
SQL Serverへの接続にはPDO (PHP Data Objects) を使用することが一般的です。
以下に、接続方法の手順を細かく説明します。

1. PDOの設定を確認する

まず、PHPの設定ファイル (php.ini) を開き、以下の設定が有効になっていることを確認してください。

extension=pdo_sqlsrv.so    ; (Linux)
extension=pdo_sqlsrv.dll   ; (Windows)

2. PDOのインスタンスを作成する

以下のコードを使用して、PDOのインスタンスを作成します。
接続情報としては、ホスト名、データベース名、ユーザー名、パスワードが必要です。

$host = 'サーバー名';
$dbname = 'データベース名';
$user = 'ユーザー名';
$password = 'パスワード';

try {
    $dsn = "sqlsrv:Server=$host;Database=$dbname";
    $pdo = new PDO($dsn, $user, $password);
} catch (PDOException $e) {
    die("接続失敗: " . $e->getMessage());
}

3. クエリを実行する

接続が成功したら、SQLクエリを実行することができます。
例えば、SELECT文を実行して結果を取得する場合は、次のようになります。

$stmt = $pdo->query('SELECT * FROM テーブル名');
while ($row = $stmt->fetch(PDO::FETCH_ASSOC)) {
    // 結果の処理
    // $rowは連想配列で、各列の値にはカラム名をキーとしてアクセスできます
}

4. 接続を閉じる

データベースの操作が終了したら、接続を閉じる必要があります。
以下のように、PDOインスタンスにnullを代入することで接続を閉じます。

$pdo = null;

以上が、PHPでSQL ServerにPDO接続する手順です。
なお、MySQLとの差異としては、接続文字列 (`$dsn`) とドライバ名 (`pdo_sqlsrv`) が異なります。
また、SQLクエリの実行方法や結果の取得方法にも一部違いがありますので、注意が必要です。

SQLの使いどころ

サイトに大量の情報を掲載することは、ユーザーにとってとても便利なことです。しかし、情報が多すぎると、目的の情報を見つけるのが困難になります。そのため、SQLを使用することで、情報を効率的に管理することができます。

SQLを使用することで、データベース内の情報を検索したり、フィルタリングしたりすることができます。これにより、ユーザーは目的の情報をスムーズかつ簡単に見つけることができます。

また、SQLを使用することで、データを集計したり、統合したりすることもできます。これにより、ユーザーはさまざまな視点から情報を分析することができます。つまり、サイトに多くの情報を掲載することが重要である一方で、その情報を効率的かつ簡単に管理することが求められる場合には、SQLが不可欠であるといえます。

KK

機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。