記入日:2023-06-21 編集日:2023-06-21
PHPでSQL ServerにPDO接続する方法を解説してみようと思います。
この記事を読むと(約5分)
PHPでSQL ServerにPDO接続する方法をイメージできます。
PHPでSQL ServerにPDO接続する方法を解説します。
SQL Serverへの接続にはPDO (PHP Data Objects) を使用することが一般的です。
以下に、接続方法の手順を細かく説明します。
1. PDOの設定を確認する
まず、PHPの設定ファイル (php.ini) を開き、以下の設定が有効になっていることを確認してください。
extension=pdo_sqlsrv.so ; (Linux) extension=pdo_sqlsrv.dll ; (Windows)
2. PDOのインスタンスを作成する
以下のコードを使用して、PDOのインスタンスを作成します。
接続情報としては、ホスト名、データベース名、ユーザー名、パスワードが必要です。
$host = 'サーバー名'; $dbname = 'データベース名'; $user = 'ユーザー名'; $password = 'パスワード'; try { $dsn = "sqlsrv:Server=$host;Database=$dbname"; $pdo = new PDO($dsn, $user, $password); } catch (PDOException $e) { die("接続失敗: " . $e->getMessage()); }
3. クエリを実行する
接続が成功したら、SQLクエリを実行することができます。
例えば、SELECT文を実行して結果を取得する場合は、次のようになります。
$stmt = $pdo->query('SELECT * FROM テーブル名'); while ($row = $stmt->fetch(PDO::FETCH_ASSOC)) { // 結果の処理 // $rowは連想配列で、各列の値にはカラム名をキーとしてアクセスできます }
4. 接続を閉じる
データベースの操作が終了したら、接続を閉じる必要があります。
以下のように、PDOインスタンスにnullを代入することで接続を閉じます。
$pdo = null;
以上が、PHPでSQL ServerにPDO接続する手順です。
なお、MySQLとの差異としては、接続文字列 (`$dsn`) とドライバ名 (`pdo_sqlsrv`) が異なります。
また、SQLクエリの実行方法や結果の取得方法にも一部違いがありますので、注意が必要です。
SQLの使いどころ
サイトに大量の情報を掲載することは、ユーザーにとってとても便利なことです。しかし、情報が多すぎると、目的の情報を見つけるのが困難になります。そのため、SQLを使用することで、情報を効率的に管理することができます。
SQLを使用することで、データベース内の情報を検索したり、フィルタリングしたりすることができます。これにより、ユーザーは目的の情報をスムーズかつ簡単に見つけることができます。
また、SQLを使用することで、データを集計したり、統合したりすることもできます。これにより、ユーザーはさまざまな視点から情報を分析することができます。つまり、サイトに多くの情報を掲載することが重要である一方で、その情報を効率的かつ簡単に管理することが求められる場合には、SQLが不可欠であるといえます。
KK
機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。