記入日:2023-08-07 編集日:2023-08-07
PHPのルーティングについて解説をしてみようと思います。
この記事を読むと(約5分)
PHPのルーティングについてイメージできます。
ルーティングとは、WebアプリケーションのURLを処理する方法を指定するプロセスです。特定のURLに対して、どのコントローラー(またはページ)とアクション(処理)を実行するかを決定するために使用されます。PHPの場合、ルーティングを実装するためにいくつかの方法がありますが、主なアプローチとしては以下の2つがあります。
1. 手動ルーティング(手動マッピング):
これは、独自にURLと処理の関連付けを行う方法です。基本的に、特定のURLパターンを定義し、それに対応するコントローラーとアクションを手動で指定します。以下は、簡単な手動ルーティングの例です。
$url = $_SERVER['REQUEST_URI']; if ($url === '/') { // ホームページ require 'controllers/home.php'; $controller = new HomeController(); $controller->index(); } elseif ($url === '/about') { // Aboutページ require 'controllers/about.php'; $controller = new AboutController(); $controller->index(); } else { // 404ページ require 'controllers/404.php'; $controller = new NotFoundController(); $controller->index(); }
この例では、`index.php` が全てのリクエストを受け取り、URLに応じて適切なコントローラーとアクションを呼び出しています。ただし、この方法ではルーティングの手動管理が必要で、アプリケーションが成長するにつれて複雑になる可能性があります。
2. フレームワークのルーティング機能の利用:
多くのPHPフレームワーク(例:Laravel、Symfony、CodeIgniterなど)では、ルーティングの機能が組み込まれています。これらのフレームワークは、より効率的で柔軟なルーティングを提供します。
Laravelの例を見てみましょう:
// ホームページへのルート // '/' にアクセスした場合は HomeController の index メソッドを実行 Route::get('/', 'HomeController@index'); // Aboutページへのルート // '/about' にアクセスした場合は AboutController の index メソッドを実行 Route::get('/about', 'AboutController@index');
ここでは、URLパターンとコントローラーのアクションをフレームワークが自動的に関連付けています。これにより、手動ルーティングよりもコードの見通しを良くし、保守性を高めることができます。
フレームワークを使うか手動でルーティングを行うかは、プロジェクトの規模や要件に応じて選択する必要があります。小規模なプロジェクトでは手動ルーティングが適しているかもしれませんが、大規模なアプリケーションではフレームワークを利用する方が効果的です。
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KK
機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。