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SQL見るだけクエリ#232 PHPのハッシュ化に関して MD5やSHA-1の代替

記入日:2023-08-28 編集日:2023-08-28

PHPのハッシュ化に関して MD5やSHA-1の代替に関して解説をしてみようと思います。

この記事を読むと(約5分)
PHPのハッシュ化に関して MD5やSHA-1の代替方法をイメージできます。

PHPのハッシュ化に関して

PHPでのハッシュ化は、セキュリティの観点から非常に重要な概念です。
主に、ユーザーのパスワードやデータを安全に保存するために使用されます。


以下に、PHPでハッシュ化を行う際の基本的な情報をご説明します。

1. ハッシュ関数:
PHPには様々なハッシュ関数が用意されています。代表的なものには、MD5、SHA-1、SHA-256、SHA-512などがあります。ただし、MD5やSHA-1はすでにセキュリティ上の脆弱性が指摘されており、安全なハッシュ関数としてはSHA-256やSHA-512が推奨されています。
2. パスワードのハッシュ化:
ユーザーのパスワードをそのままデータベースに保存するのは危険です。代わりに、ハッシュ関数を使ってパスワードをハッシュ化し、ハッシュ化された値を保存します。これにより、元のパスワードがデータベースに保存されないため、セキュリティが向上します。
3. ソルト:
パスワードのハッシュ化だけでなく、ソルト(salt)を使用することも重要です。ソルトは、ハッシュ化される前にパスワードにランダムなデータを追加することで、ハッシュが予測困難になるようにします。これにより、ハッシュテーブルを使った攻撃などに対抗できます。

以下は、PHPでパスワードをハッシュ化する基本的な手順の例です(password_hash関数を使用する場合):
$password = "user_password";
$options = [
  'cost' => 12, // コストパラメータ。高いほどハッシュ計算が遅くなり、セキュリティが向上します。
];

$hashedPassword = password_hash($password, PASSWORD_BCRYPT, $options);
4. パスワードの検証:
ログインなどでユーザーが入力したパスワードを、保存されているハッシュと比較する際には、password_verify 関数を使用します。これにより、安全にパスワードの一致を検証できます。
$userInputPassword = "user_input_password";

if (password_verify($userInputPassword, $hashedPassword)) {
  // パスワードが一致した場合の処理
} else {
  // パスワードが一致しない場合の処理
}


以上が、PHPでのハッシュ化とセキュリティに関する基本的な情報です。 セキュリティに関わる重要なトピックなので、 最新のベストプラクティスやセキュリティアップデートにも常に注意を払うことが大切です。

SQLの使いどころ

サイトに大量の情報を掲載することは、ユーザーにとってとても便利なことです。しかし、情報が多すぎると、目的の情報を見つけるのが困難になります。そのため、SQLを使用することで、情報を効率的に管理することができます。

SQLを使用することで、データベース内の情報を検索したり、フィルタリングしたりすることができます。これにより、ユーザーは目的の情報をスムーズかつ簡単に見つけることができます。

また、SQLを使用することで、データを集計したり、統合したりすることもできます。これにより、ユーザーはさまざまな視点から情報を分析することができます。つまり、サイトに多くの情報を掲載することが重要である一方で、その情報を効率的かつ簡単に管理することが求められる場合には、SQLが不可欠であるといえます。

KK

機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。