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SQL見るだけクエリ#264 PHP 正規表現のグループ化に関して

記入日:2023-09-29 編集日:2023-09-29

PHP 正規表現のグループ化に関して解説をしてみようと思います。

この記事を読むと(約5分)
PHP 正規表現のグループ化に関してイメージできます。

PHP 正規表現のグループ化

PHPにおける正規表現のグループ化について、具体的な事例を交えながら解説します。

正規表現のグループ化は、パターン内で一連の文字列を1つのまとまりとして扱う方法です。
これにより、そのまとまりに対してクォンティファイア(量指定子)やオペレータを適用できます。

例えば、電話番号の正規表現パターンを考えてみましょう。

$pattern = "/(\d{3})-(\d{4})-(\d{4})/";

この正規表現パターンは、以下のように解釈されます:

  • `(\d{3})` : 3桁の数字のグループ
  • `(\d{4})` : 4桁の数字のグループ(2つ)
  • `-` : ハイフン
この正規表現パターンは、以下の電話番号にマッチします:
  • 123-4567-8901
  • 555-1234-5678

以下に、この正規表現パターンを使ったPHPのコード例を示します:

$pattern = "/(\d{3})-(\d{4})-(\d{4})/";
$phone_number = "555-1234-5678";

if (preg_match($pattern, $phone_number, $matches)) {
  echo "マッチしました!\n";
  echo "国コード: " . $matches[1] . "\n";
  echo "市外局番: " . $matches[2] . "\n";
  echo "電話番号: " . $matches[3] . "\n";
} else {
  echo "マッチしませんでした。\n";
}

このコードは、与えられた電話番号が正規表現パターンにマッチするかどうかをチェックし、マッチした場合には国コード、市外局番、電話番号の各部分を表示します。

上記の例では、`$matches[1]`、`$matches[2]`、`$matches[3]` はそれぞれ正規表現の1番目、2番目、3番目のグループにマッチした部分文字列を取得します。

このようにして、正規表現のグループ化を利用することで、特定の部分文字列を抽出しやすくなります。

SQLの使いどころ

サイトに大量の情報を掲載することは、ユーザーにとってとても便利なことです。しかし、情報が多すぎると、目的の情報を見つけるのが困難になります。そのため、SQLを使用することで、情報を効率的に管理することができます。

SQLを使用することで、データベース内の情報を検索したり、フィルタリングしたりすることができます。これにより、ユーザーは目的の情報をスムーズかつ簡単に見つけることができます。

また、SQLを使用することで、データを集計したり、統合したりすることもできます。これにより、ユーザーはさまざまな視点から情報を分析することができます。つまり、サイトに多くの情報を掲載することが重要である一方で、その情報を効率的かつ簡単に管理することが求められる場合には、SQLが不可欠であるといえます。

KK

機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。