記入日:2023-09-30 編集日:2023-09-30
PHP 正規表現のパイプに関して解説をしてみようと思います。
この記事を読むと(約5分)
PHP 正規表現のパイプに関してイメージできます。
PHPでの正規表現におけるパイプ(`|`)は、「または」を表します。
これは複数のパターンの中から一致するものを見つけるために使います。
以下にいくつかの事例を示します:
事例1: 単純なパターンのマッチング
$pattern = '/apple|banana/'; $string1 = 'I like apples.'; $string2 = 'I prefer bananas.'; preg_match($pattern, $string1, $matches1); preg_match($pattern, $string2, $matches2); print_r($matches1); // [0 => 'apple'] print_r($matches2); // [0 => 'banana']
この例では、正規表現`/apple|banana/`は、`apple`または`banana`に一致するものを探します。最初の文字列では`apple`が一致し、2番目の文字列では`banana`が一致します。
事例2: 郵便番号のバリデーション
$pattern = '/^\d{5}(\-\d{4})?$/'; $zip1 = '12345'; $zip2 = '67890-1234'; if (preg_match($pattern, $zip1)) { echo "有効な郵便番号です:$zip1\n"; } else { echo "無効な郵便番号です:$zip1\n"; } if (preg_match($pattern, $zip2)) { echo "有効な郵便番号です:$zip2\n"; } else { echo "無効な郵便番号です:$zip2\n"; }
この例では、正規表現`/^\d{5}(\-\d{4})?$/`は、米国の郵便番号をバリデーションします。5桁の数字が必須で、オプションでハイフンと4桁の数字が続くことができます。
事例3: 複数のキーワードの検索
$keywords = ['apple', 'banana', 'cherry']; $pattern = '/' . implode('|', $keywords) . '/'; $text = 'I like apples and cherries, but not bananas.'; preg_match_all($pattern, $text, $matches); print_r($matches[0]);
この例では、配列`$keywords`に含まれるキーワードのいずれかに一致するものを探します。`implode('|', $keywords)`によって正規表現のパターンが作成され、`preg_match_all`関数で全ての一致を検索します。
これらの例は、PHPで正規表現のパイプを使用する基本的な事例です。正規表現は強力なツールであり、様々なシナリオで活用できます。パイプは複数のパターンを効果的に結合し、柔軟なマッチングを可能にします。
SQLの使いどころ
サイトに大量の情報を掲載することは、ユーザーにとってとても便利なことです。しかし、情報が多すぎると、目的の情報を見つけるのが困難になります。そのため、SQLを使用することで、情報を効率的に管理することができます。
SQLを使用することで、データベース内の情報を検索したり、フィルタリングしたりすることができます。これにより、ユーザーは目的の情報をスムーズかつ簡単に見つけることができます。
また、SQLを使用することで、データを集計したり、統合したりすることもできます。これにより、ユーザーはさまざまな視点から情報を分析することができます。つまり、サイトに多くの情報を掲載することが重要である一方で、その情報を効率的かつ簡単に管理することが求められる場合には、SQLが不可欠であるといえます。
KK
機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。