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SQL見るだけクエリ#268 PHP 正規表現のキャプチャとバックリファレンスに関して

記入日:2023-10-03 編集日:2023-10-03

PHP 正規表現のキャプチャとバックリファレンスに関して解説をしてみようと思います。

この記事を読むと(約5分)
PHP 正規表現のキャプチャとバックリファレンスに関してイメージできます。

PHP 正規表現のキャプチャとバックリファレンス

PHPでの正規表現のキャプチャとバックリファレンスについて、例を交えて解説します。

キャプチャとは
正規表現において、キャプチャはパターン内の一部分を抽出するための方法です。これは`()`で囲まれた部分です。

例えば、次の正規表現を考えてみましょう。

$pattern = '/(foo)bar/';
このパターンは、"foobar" という文字列にマッチしますが、`foo` という部分がキャプチャされます。

preg_match() を使ったキャプチャ

$pattern = '/(foo)bar/';
$string = 'foobar';

preg_match($pattern, $string, $matches);

// $matches[0] には全体のマッチが、$matches[1] にはキャプチャされた部分が入る
echo $matches[0]; // "foobar"
echo $matches[1]; // "foo"

バックリファレンスとは
バックリファレンスは、キャプチャしたグループを後で再利用するための方法です。`\1`、`\2` のようにバックスラッシュを使います。

例えば、次の正規表現を考えてみましょう。

$pattern = '/(\d{3})-(\d{4})/';
このパターンは、電話番号の形式にマッチします。

preg_replace() を使ったバックリファレンス

$pattern = '/(\d{3})-(\d{4})/';
$replacement = '($1) $2';
$string = '555-1234';

$new_string = preg_replace($pattern, $replacement, $string);

echo $new_string; // "(555) 1234"
この例では、`$1` は最初のキャプチャグループ(3桁の数字)、`$2` は2番目のキャプチャグループ(4桁の数字)を指します。

preg_match_all() と複数のキャプチャ

$pattern = '/(\d{3})-(\d{4})/';
$string = '555-1234, 666-5678';

preg_match_all($pattern, $string, $matches, PREG_SET_ORDER);

foreach ($matches as $match) {
  echo "Full match: " . $match[0] . ", Area code: " . $match[1] . ", Number: " . $match[2] . "
"; }
この例では、`preg_match_all()` を使って複数のマッチを取得しています。`PREG_SET_ORDER` は、キャプチャグループの配列を正しい順序で保持するためのフラグです。

これらの例を通じて、PHPでの正規表現のキャプチャとバックリファレンスの基本的な使い方を理解できたと思います。もちろん、実際のアプリケーションに応じてさまざまな応用がありますが、基本的な原理は同じです。

SQLの使いどころ

サイトに大量の情報を掲載することは、ユーザーにとってとても便利なことです。しかし、情報が多すぎると、目的の情報を見つけるのが困難になります。そのため、SQLを使用することで、情報を効率的に管理することができます。

SQLを使用することで、データベース内の情報を検索したり、フィルタリングしたりすることができます。これにより、ユーザーは目的の情報をスムーズかつ簡単に見つけることができます。

また、SQLを使用することで、データを集計したり、統合したりすることもできます。これにより、ユーザーはさまざまな視点から情報を分析することができます。つまり、サイトに多くの情報を掲載することが重要である一方で、その情報を効率的かつ簡単に管理することが求められる場合には、SQLが不可欠であるといえます。

KK

機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。