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SQL見るだけクエリ#273 PHP $_FILESスーパーグローバル変数に関して

記入日:2023-10-08 編集日:2023-10-08

PHP $_FILESスーパーグローバル変数に関して解説をしてみようと思います。

この記事を読むと(約5分)
PHP $_FILESスーパーグローバル変数に関してイメージできます。

PHP $_FILESスーパーグローバル変数

$_FILESは、PHPにおいてファイルアップロード時に使用されるスーパーグローバル変数です。この変数は、<form>要素でenctype="multipart/form-data"属性が指定された場合に利用されます。

$_FILES変数は連想配列であり、以下の情報を含んでいます:

  • $_FILES['name']: アップロードされたファイルの元の名前
  • $_FILES['type']: アップロードされたファイルのMIMEタイプ
  • $_FILES['tmp_name']: アップロードされたファイルが一時的に保存される場所のパス
  • $_FILES['error']: アップロード時に発生したエラーコード(0ならエラーは発生していない)
  • $_FILES['size']: アップロードされたファイルのサイズ(バイト単位)

例えば、以下のようにしてアップロードされたファイルの情報を取得できます:

$_FILES['file']['name'];
$fileType = $_FILES['file']['type'];
$fileTmpName = $_FILES['file']['tmp_name'];
$fileError = $_FILES['file']['error'];
$fileSize = $_FILES['file']['size'];

一時的に保存されたファイルは、通常はアップロード後にすぐに削除されます。アプリケーション側で必要な処理を行った後、ファイルを別の場所に移動したり、データベースに保存したりすることができます。

注意点として、upload_max_filesizeやpost_max_sizeなどの設定がPHPの設定ファイル(php.ini)で適切に設定されている必要があります。また、フォームに<input type="file">が含まれていること、そしてenctype="multipart/form-data"属性が正しく指定されていることも重要です。

さらに、セキュリティ上の理由から、アップロードされたファイルを直接実行可能な場所に保存することは避けるべきです。アップロードされたファイルに対する適切な検証と処理を行うことが重要です。

SQLの使いどころ

サイトに大量の情報を掲載することは、ユーザーにとってとても便利なことです。しかし、情報が多すぎると、目的の情報を見つけるのが困難になります。そのため、SQLを使用することで、情報を効率的に管理することができます。

SQLを使用することで、データベース内の情報を検索したり、フィルタリングしたりすることができます。これにより、ユーザーは目的の情報をスムーズかつ簡単に見つけることができます。

また、SQLを使用することで、データを集計したり、統合したりすることもできます。これにより、ユーザーはさまざまな視点から情報を分析することができます。つまり、サイトに多くの情報を掲載することが重要である一方で、その情報を効率的かつ簡単に管理することが求められる場合には、SQLが不可欠であるといえます。

KK

機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。