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SQL見るだけクエリ#325 JSONの基本的な構造やルールについて

記入日:2023-11-29 編集日:2023-11-29

JSONの基本的な構造やルールについて解説してみようと思います。

この記事を読むと(約5分)
JSONの基本的な構造やルールについてイメージできます。

JSONの基本的な構造やルールについて

JSON(JavaScript Object Notation)は、データのやり取りや保存に利用される軽量なデータ形式です。 以下に、JSONの基本的な構造やルールについて簡単に説明します。

1. JSONの基本構造

JSONは、キーと値のペアを持つテキスト形式のデータです。基本的な構造は次のとおりです。

{
  "キー1": "値1",
  "キー2": "値2",
  "キー3": "値3",
  ...
}

キーはダブルクォートでくくり、値は文字列、数値、真偽値、nullなどが入ります。

2. オブジェクト(Object)

JSONの基本的な構造はオブジェクトです。オブジェクトは中括弧 `{}` で表されます。

例:

{
  "name": "John",
  "age": 30,
  "city": "New York"
}

3. 配列(Array)

配列は値のリストで、角括弧 `[]` で表されます。

例:

{
  "fruits": ["apple", "banana", "orange"]
}

4. ネスト(入れ子構造)

オブジェクトや配列は入れ子にできます。

例:

{
  "person": {
    "name": "Alice",
    "age": 25,
    "address": {
      "city": "Tokyo",
      "country": "Japan"
    }
  }
}

5. データ型

JSONは以下のデータ型をサポートしています。

- 文字列(String) - 数値(Number) - オブジェクト(Object) - 配列(Array) - 真偽値(Boolean) - null

以下は、これまでの概念を組み合わせた例です。

例:

{
  "name": "Bob",
  "age": 28,
  "isStudent": false,
  "fruits": ["grape", "kiwi"],
  "address": {
    "city": "Paris",
    "zipCode": "75001"
  }
}

7. JSONのパースと文字列化

プログラムでは、JSONデータを文字列からオブジェクトに変換する「パース」操作や、オブジェクトをJSON形式の文字列に変換する「文字列化」操作がよく使われます。

例:

// JSON文字列をオブジェクトにパース
const jsonString = '{"name":"Alice","age":22}';
const obj = JSON.parse(jsonString);

// オブジェクトをJSON文字列に変換
const obj = { name: "Alice", age: 22 };
const jsonString = JSON.stringify(obj);

これらの基本的な概念を理解することで、JSON形式のデータの作成や解析が可能になります。

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KK

機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。