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SQL見るだけクエリ#328 APIのJSONレスポンス エンティティの取得(Entity Retrieval)例

記入日:2023-12-02 編集日:2023-12-02

APIのJSONレスポンス エンティティの取得(Entity Retrieval)例について解説してみようと思います。

この記事を読むと(約5分)
APIのJSONレスポンス エンティティの取得(Entity Retrieval)例についてイメージできます。

APIのJSONレスポンス エンティティの取得(Entity Retrieval)例

API (Application Programming Interface) は、ソフトウェアアプリケーション同士が情報をやり取りするための仕組みです。 APIは通常、データの送受信にJSON (JavaScript Object Notation) を使用します。 エンティティの取得(Entity Retrieval)は、APIを介して特定のデータオブジェクトやリソースを取得するプロセスを指します。 以下に一般的なAPI JSONの例を示し、エンティティの取得に関する解説を行います。

API JSONの例

以下は、単純なブログ投稿を取得するためのAPIエンドポイントのJSONレスポンスの例です。

{
  "status": "success",
  "data": {
    "post_id": 123,
    "title": "Introduction to APIs",
    "content": "APIs are a way for software applications to communicate with each other...",
    "author": {
      "user_id": 456,
      "username": "devuser"
    },
    "tags": ["API", "JSON", "Programming"]
  }
}

この例では、status フィールドがリクエストの成否を示し、data フィールドが実際のデータを含んでいます。データはブログ投稿に関するもので、post_id、title、content、author、tags などのプロパティがあります。このようなデータがエンティティに相当します。

エンティティの取得のプロセス

1. APIエンドポイントの指定:

エンティティを取得するためには、APIエンドポイントを指定します。上記の例では、ブログ投稿を取得するエンドポイントが使用されています。

2. HTTPリクエストの送信:

クライアントは、HTTP GETリクエストを使用してAPIエンドポイントに対してリクエストを送信します。

   GET /api/posts/123

3. サーバーからのレスポンスの受信:

サーバーはリクエストを受け取り、対応するデータを含んだJSON形式のレスポンスを返します。

   {
     "status": "success",
     "data": {
       "post_id": 123,
       "title": "Introduction to APIs",
       "content": "APIs are a way for software applications to communicate with each other...",
       "author": {
         "user_id": 456,
         "username": "devuser"
       },
       "tags": ["API", "JSON", "Programming"]
     }
   }
 

4. データの処理:

クライアントは受け取ったJSONレスポンスから必要なデータを抽出し、アプリケーション内で利用できる形に変換します。エンティティの詳細や関連するデータを取得するため、必要に応じて別のAPIリクエストを行うこともあります。

このプロセスによって、エンティティの取得が行われます。エンティティは通常、アプリケーション内で使用されるデータの概念的な表現であり、APIを通じて取得されることでアプリケーションは外部のデータにアクセスできるようになります。

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KK

機械工学を専攻。工業デザイナーとして、国内及び海外の自動車・搬送ラインの設計などに従事した後、2003年にウェブシステム会社を設立。UI設計やウェブシステムの開発、DX化のディレクションなどを行っています。